納豆は、身体にいいイメージのある食品の代表格。ただし好き嫌いが分かれる上、納豆の効果が気になっても、女性なら独自のにおいも気がかりでは?
でも!納豆の腸への効果は期待以上!納豆を見直すきっかけになればと、納豆について調べました。効果的な納豆の食べ方や簡単レシピも紹介します。
納豆とは?
納豆とは……という説明が不要なほど、納豆は私たちにとってなじみ深い食品ですよね。納豆は、大豆を納豆菌によって発酵させた食品です。
納豆に多く含まれる栄養といえば、やはり大豆由来の植物性たんぱく質。その他にも、各種ビタミンやミネラルを豊富に含んでいます。
しかも納豆は、大豆イソフラボンも豊富に含有。大豆イソフラボンといえば、女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをすると言われています。

お肌の材料になる植物性たんぱく質に、ビタミンやミネラル、さらには大豆イソフラボン……とくれば、美肌に欠かせない栄養ばかり。女性なら、納豆の美肌効果もうれしいポイントの一つです。
ただ、正直気になりますよね、あのにおい。朝ごはんに食べたら、歯を磨いても口の中に残りそうな気がして、かといって夜食べるのも……。
そんなこんなで、私自身しばらく食べていませんでした。でも、久しぶりにふと食べてみると、なんだかおいしくて。

「おいしい=身体が求めている」ということでしょうか?実際におなかの調子も良くて、納豆の効果を見直したのです。
そんなこんなで、改めて納豆パワーに着目!納豆の効果って、どう腸活にどう役立つのか?いろいろ調べてみました。
納豆の効果、腸にいい2つの理由
納豆が腸にいい理由を調べていたら、納豆に含まれる2つの成分にたどり着きました。それはこの2つ。
- 善玉菌を元気にする「納豆菌」
- 善玉菌のエサになる「水溶性食物繊維」
それぞれ、なぜ納豆の効果を生み出すのか見てみましょう。
1. 善玉菌を元気にする「納豆菌」
納豆の効果が腸活に期待できる理由は、まずは「納豆菌」にあります。
納豆菌とは、その名の通り納豆を作るときに使われる菌のこと。納豆菌は自然界に存在する菌で、稲の藁(わら)に生息しているのだとか。なるほど!だから昔の納豆は稲藁で包んで作っていたんですね。

菌というと、なんだか生物学やバイオの世界……というイメージ。でも稲に生息していると知ると、なんだか身近な存在に感じてしまいます。
では、納豆菌の効果は一体何でしょうか?調べてみると、やはり腸活に役立つ効果が書かれていました。
納豆菌のはたらき
1乳酸菌など有用菌の増殖
2腸内有害菌の抑制
3上記2項目により、腸内細菌叢のバランスを整える。
ここに書かれている通り、納豆菌は有用菌を増やし、有害菌を減らします。シンプルにまとめるならば、
- 善玉菌を元気にする
- 悪玉菌を弱らせる
ということですね。その結果として、腸内フローラが整うので整腸効果が期待できるというわけです。まさに腸の健康のためにあるような食品ですね!
しかも納豆菌は、芽胞(がほう)と呼ばれる硬いバリアで包まれています。芽胞というのは、種のようなビジュアルを想像するといいでしょう。

納豆菌には硬い殻があって、その中に大切なものを包んでいるかんじ。発芽するタイミングが来るまでは、中はしっかりと守られています。
そのため熱や酸に強く、胃を通ってもへこたれることなく腸に届くのです。芽胞……そう、ミヤリサンの有効成分・酪酸菌と同じですね!
納豆菌が胃を通るときは、芽胞に包まれたまま。ところが腸内に到達すると発芽します。そして善玉菌のエサをつくったり、善玉菌が嫌う活性酸素を消し去ったり。善玉菌が増えるためのサポートを懸命に行ってくれるのです。
善玉菌が増えれば、次第に腸内フローラが改善します。理想の「善玉菌2割:悪玉菌1割:日和見菌7割」という“お花畑”を作るのに、納豆菌が一役買ってくれそうですね!
2. 善玉菌のエサになる「水溶性食物繊維」
納豆の効果が腸で発揮される理由、2つ目はあの「ネバネバ」にあります。納豆ならではのネバネバ、あの正体は、多糖類(水溶性食物繊維)とたんぱく質が結びついてできた「ムチン」という成分なんです。
水溶性食物繊維といえば……そう!善玉菌の大好物。腸内フローラ改善には欠かせない栄養素の一つですよね。
納豆を食べることは、水溶性食物繊維を摂ること。結果的に、善玉菌にとってのエサを腸内へ送り届けることになります。すると善玉菌が増え、腸内フローラ改善へとつながるのです。
納豆効果をアップさせる工夫とは?
納豆の腸への効果を生み出す秘密は、納豆菌と水溶性食物繊維だということが分かりました。せっかくなら、その効果を最大限引き出したいものですよね。
ということで、納豆の効果を高めるためのポイントを調べました。納豆菌と水溶性食物繊維、それぞれについて説明します。
1.納豆菌の効果アップのためには、毎日1パック!
納豆菌の効果をアップさせるためのポイント、それは毎日補給するということです。なぜなら納豆菌は、腸内で役割を終えると排出されるから。しかるべき役割を終えたら、出ていってしまうのです。
つまり、納豆菌の効果をずっと得るためには、一回きりではダメ。食べ続けることが大事なんです。

納豆というと、1パックごとの個包装。食べ切りサイズになっているので、「毎日1パック」と決めておくと続けやすいですよね。
最近では、有機大豆を使った納豆や、変わりダレのついた納豆など、こだわり納豆が増えています。しかも、「日本一高い」というキャッチフレーズがついた高級納豆専門店もあるみたい。
たしかに、いかにも高級なものばかり。特に気になるのは、丹波篠山産の丹波黒を使った黒豆納豆。あの黒豆を納豆にすると、どんな味になるのでしょうか??
そんなこんなで、お気に入りの納豆を探すつもりで食べれば、「毎日1パック」も続けやすいかもしれませんね。
2.ムチンの効果アップのためには、食べ合わせに工夫を!
水溶性食物繊維の効果をアップさせるためには、食べ方を工夫しましょう。乳酸菌を含む食品やネバネバ食品など、腸にいい食材を組み合わせてあげるのです。たとえば、次の食べ合わせなら簡単ですよね!
- 納豆+キムチ(乳酸菌)
- 納豆+オクラ(水溶性食物繊維)
- 納豆+オニオンスライス(オリゴ糖)
オクラの他、同じく水溶性食物繊維たっぷりのネバネバ食材である、メカブや山芋などでも構いません。なめこの瓶詰があれば、なめこを和えるのもいいですね。

納豆キムチは、白菜キムチでもいいですが、カクテキと合わせるとシャキシャキしておすすめ。一品足りないときのお助けおかずとしても、お酒のアテとしても、活躍してくれます。
まとめ
漠然と身体にいいとは分かっていても、意外と知らなかった納豆の効果。納豆は、善玉菌を元気にする納豆菌と、善玉菌のエサになる水溶性食物繊維が一緒に摂れる優秀食材です。
炊き立てのアツアツごはんと食べる納豆のおいしさは格別です。ときにはキムチやオクラなどとも組み合わせながら、毎日1パックずつ食べましょう。
