ミヤリサンには、ミヤリサン製薬が販売している「ミヤリサン錠」「強ミヤリサン錠」の2種類があります。「強」がついていると効きそうな印象を受けますが、実際にはどうなのでしょうか?
そこで今回は、ミヤリサン錠と強ミヤリサン錠の違いについて調べました。成分や価格の違い、さらには選ぶときのポイントも併せて紹介します。
ミヤリサン錠と強ミヤリサン錠の違いは?
ミヤリサンは、ミヤリサン製薬が製造販売している整腸剤です。歴史は古く、発売開始からなんと約80年。ロングセラー整腸剤といえますね。
ミヤリサンには、ミヤリサン錠と強ミヤリサン錠があります。ミヤリサン錠と強ミヤリサン錠の違い、結論から言えば違いは次の2つです。
- 1粒あたりの有効成分量
- 粒の大きさ
ミヤリサン錠と強ミヤリサン錠は、含まれている成分自体は同じです。1錠に含まれる有効成分・酪酸菌の量と粒の大きさが、ミヤリサン錠と強ミヤリサン錠の違いというわけです。

では、どれぐらい有効成分量と粒の大きさが違うのでしょうか?それぞれの違いについて詳しく見てみましょう。
1.1粒あたりの有効成分量は?
まず、ミヤリサン錠と強ミヤリサン錠の違いのうち、「1粒あたりの有効成分量」について検証します。
ミヤリサン錠も強ミヤリサン錠も、どちらも有効成分は酪酸菌(宮入菌)です。酪酸菌の特徴は、「芽胞」(がほう)と呼ばれる硬いバリアに包まれていること。そのため、胃酸に負けることなく、生きたまま腸まで届きます。

ミヤリサンを飲むのは、腸内環境を改善するためです。この「生きたまま腸まで届く」というのは、とても大きなポイントと言えますね!
ミヤリサン錠と強ミヤリサン錠、具体的にどれだけ有効成分量が違うのでしょうか?1粒あたりで比較すると、次の通り有効成分量に「3倍」の開きがあります。
<1粒あたりの有効成分量>
- ミヤリサン錠・・・・・・・・・・・・・・・・10mg
- 強ミヤリサン錠・・・・・・・・・・・・・・30mg
ただし、これはあくまで1粒あたりの比較です。それぞれ、1日に飲む量が違います。ミヤリサン錠は1日18錠、強ミヤリサン錠は1日9錠が、メーカーの推奨量です。
そのため、1日あたりの有効成分量に換算すると、違いは次の通り。
<1日で摂れる有効成分量>
- ミヤリサン錠・・・・・・・・・・・・・・・・180mg
- 強ミヤリサン錠・・・・・・・・・・・・・・270mg
つまり1日あたりで計算すれば、「強ミヤリサン錠は、1.5倍の有効成分量」ということですね。
2.粒の大きさの違いは?
続いては、ミヤリサン錠と強ミヤリサン錠の違いのうち、2つ目の「粒の大きさ」についてです。
ミヤリサン錠は粒が小さめ、強ミヤリサン錠は粒が大きめです。あくまで個人的な感想ですが、ミヤリサン錠は違和感なく飲めます。大人であれば問題なく飲み込めるでしょう。

一方の強ミヤリサン錠は、粒が大きい上にやや厚みがあります。初めて飲んだときには「飲みにくさを感じた」というのが正直な感想です。
ただし強ミヤリサン錠も、慣れれば大丈夫。「少し大きめ」と心の準備をして、コツさえつかめば問題なく飲むことができます。ポイントは少し多めの水で飲むことです。
しかも最近では、大きな錠剤を切ることのできる便利な「錠剤カッター(ピルカッター)」送料無料!ピルカッター 錠剤カッター タブレットカッター MOMIJIMARU モミジマル MM-PILCUTも売られています。どうしても飲みづらい場合は、飲みやすい大きさにして飲むといいでしょう。
(2017/5/24追記)
リサーチしていて、ミヤリサン錠や強ミヤリサン錠は「舐めて溶かす」「噛みつぶす」などの服用もできることを知りました。製造販売元にも、そのような服用方法で問題がないことを確認済みです。
結局、どちらを選べばいい?
ミヤリサン錠と強ミヤリサン錠の違いを見てきました。ここで気になるのは、「結局どちらを選べばいいの?」ということですよね。両方を飲んだ経験者としておすすめする「選ぶ基準」は、
- 大きい粒が苦手で、まずは相性を見てみたい →ミヤリサン錠
- 大きい粒でも飲めて、しっかり効果を試したい →強ミヤリサン錠
というものです。
1.飲みやすさ重視なら「ミヤリサン錠」
大きい粒が苦手で、まずは相性を見てみたい方は、ミヤリサン錠を選びましょう。ミヤリサン錠は粒が小さい分、飲みやすいのが特徴です。大きい粒が苦手な方にとって、飲みやすさの面では断然軍配が上がります。

ただし1日で摂れる有効成分量は、強ミヤリサン錠に劣ります。また粒が小さいものの、1回あたり6錠飲む必要があります。1回に飲むべき粒数が多くなる点は、ややデメリットといえるでしょう。
2.効果重視なら「強ミヤリサン錠」
一方、大きい粒でも問題なく飲めて、なおかつしっかり効果を実感したいなら「強ミヤリサン錠」をおすすめします。
強ミヤリサン錠は粒が大きいので、人によっては飲みにくさがありますが、1回で飲む量は3粒で構いません。しかも強ミヤリサン錠の場合、1日で摂れる有効成分量は、ミヤリサン錠と比べて1.5倍です。

有効成分量が多いからといって、必ずしも効果が早く出るとは限りません。ただし、大きな粒を飲むのがおっくうではなく、早く効果を実感したい方は、まずは強ミヤリサン錠を選ぶといいでしょう。
ミヤリサン錠や強ミヤリサン錠を購入するには?
ミヤリサン錠も強ミヤリサン錠も、どちらも医薬部外品です。薬局やドラッグストアで購入することができます。
ただし、これまで店舗でミヤリサンを探してきた経験から言えば、「新ビオフェルミンSはあっても、ミヤリサンはない場合が多い」と感じています。

ましてや、ミヤリサン錠が置かれていても、強ミヤリサン錠はお目にかかれないことがほとんどです。ミヤリサン自体はいい整腸剤なのですが、やはり知名度の差でしょうか……。
もちろん地域や店舗の規模にもよりますので、まずは近くの薬局やドラッグストアの整腸剤売り場を探してみるのもいいでしょう。ただし確実に手に入れるなら、楽天やAmazonなどの通販サイトを利用するほうがスムーズです。
まとめ
ミヤリサン錠と強ミヤリサン錠の違いは、「1粒あたりの有効成分量」「粒の大きさ」の2点です。飲みやすさや期待する効果などを考慮して、選ぶといいでしょう。
大きい粒が苦手で、まずは相性を見てみたい方は、ミヤリサン錠が便利です。一方、大きい粒でも問題なく飲めて、なおかつしっかり効果を実感したいなら強ミヤリサン錠 [ミヤリサン製薬 ミヤリサン錠 整腸(便通を整える)・軟便・便秘・腹部膨満の方に]を選ぶといいでしょう。
