ミヤリサンの有効成分2つのポイント!添加物は?

ミヤリサン成分

ミヤリサン効果を知るためには、やはり大事なのが「ミヤリサンに含まれている成分」です。アトピーや掌蹠膿疱症など皮膚炎解消のためにミヤリサンを飲むなら、添加物も気になりますよね。

ミヤリサンには、どのような成分が含まれているのでしょうか?有効成分と添加物も含めて、ミヤリサンの成分を調べました。

ミヤリサンの成分とは?

ミヤリサンは、ミヤリサン製薬が製造販売している整腸剤です。発売開始から早くも約80年。歴史をもつロングセラー整腸剤です。

ミヤリサンの成分を調べるために、パッケージの表示を見てみました。書かれていたのは次の通り。

<ミヤリサンの成分>
成分:宮入菌末

※添加物として乳糖水和物、トウモロコシデンプン、タルク、結晶セルロース、ステアリン酸マグネシウム、白糖、を含有する。

ミヤリサンの成分って、驚くほどシンプルなんです。「有効成分である宮入菌+成分を錠剤にするための添加物」という組み合わせ。あまりに潔くて、個人的には好感が持てます。

ミヤリサンの有効成分・酪酸菌(宮入菌)とは?

ミヤリサンの成分である酪酸菌。正直あまり聞き慣れないですよね。私もはじめて見たときは「酪酸菌??」となりました。「読み方って“らくさんきん”でいいのかな……」と思わず調べたぐらいです。

酪酸菌というのは、ミヤリサン製薬の創始者である医学博士・宮入近治氏が発見した菌。発見した宮入博士の名前をとって、別名「宮入菌」とも呼ばれています。

マイナーな酪酸菌ですが、意外とすごい菌でした。そう知ったきかっけが、ミヤリサン製薬のホームページ。ミヤリサンの特徴や実験結果が、これでもかというぐらい紹介されているのです。

(参考)ミヤリサン製薬会社ホームページ「酪酸菌の科学」

かなり専門的な内容が多いので、じっくり読む必要があります。言葉がむずかしい上に、とにかく内容が硬い……。

ただ、難しいなと感じるなりに読んでみて分かること。それは「効果に関して、膨大な実験を行っている」「科学的なデータを元に酪酸菌の効果を打ち出している」ということです。

ミヤリサンの基礎知識

数多い効果の中で特に大切なのが、次の2点です。

  • 硬いバリアで身を包んでおり、胃酸に負けない
  • 腸内ですばやく増殖する

それぞれについて、ポイントを解説します。

1:硬いバリアで身を包んでおり、胃酸に負けない

酪酸菌の大きな特徴は、「芽胞」(がほう)と呼ばれる硬いバリアで身を守っていること。イメージとしては、硬い殻で覆われた種のようなかんじ。中に大事なものを包んでいるのです。

種

そのおかげで、とても丈夫!胃を通過しても、胃酸に負けません。さまざまな食べ物を溶かす胃酸も、酪酸菌は溶かせないのです!!

ミヤリサン製薬のホームページを見ていると、「酪酸菌は、胃酸に対してどれぐらい強いのか?」を示す実験内容が書かれていました。

実験では、健康な成人男性の胃液(37℃)の中に、乳酸菌や酪酸菌を投入。その後の経過(1時間)を観察してみると、果たして菌は??

  • 乳酸菌・・・・・・・・・菌数が著しく減少。
  • 酪酸菌・・・・・・・・・影響を受けない。

という、お見事な結果が出ていました。酪酸菌は硬いバリアがあることで、胃酸の刺激にも負けません。とても生命力の強い菌といえますね。

2:腸内ですばやく増殖する

ミヤリサンのもう一つの特徴として挙げられるのが、「腸内ですばやく増殖する」という点です。

この根拠も、ミヤリサン製薬のホームページに書かれていました。ラットを使った実験ではありますが、ミヤリサンを経口投与すると……という実験です。その後の変化は次の通り。

  • 30分後・・・・・・・・小腸の中で発芽。
  • 2時間後・・・・・・・小腸の中で分裂増殖をスタート。
  • 5時間後・・・・・・・胃から大腸にかけ広範に分布(3日以内に排泄)。

小腸に達した酪酸菌は、小腸でようやく発芽。完全に余談ですが……芽胞に包まれているだけに、「発芽」というんですね。まるで植物のようで身近に感じられます。


そして発芽した酪酸菌は、小腸の中でどんどん増え始めます。酪酸菌のエリアも徐々に増え始めて胃や小腸にまで……ですが、最終的には排泄されるというのです。

酪酸菌の懸命な活動が目に浮かぶようで、なんだか「頑張ったね!酪酸菌!」とねぎらいの言葉をかけたくなってしまいます。

そう、酪酸菌は胃酸に負けるどころか、小腸へとたどり着き、見事ミッションを果たして去っていくのです。

一方、多くの整腸剤に含まれているビフィズス菌。残念ながら「酸に弱い」という特徴があります。そのため腸に行き着く前に、多くのビフィズス菌が胃酸で死滅してしまうのです。

肝心の腸にたどり着く前に死滅することもあるビフィズス菌と、腸へと届いてすばやく増殖する酪酸菌。腸内フローラ改善のために選ぶなら、酪酸菌に軍配が上がりますよね。

大丈夫?添加物のタルクは安全?

有効成分である酪酸菌以外の成分についても見てみましょう。ミヤリサンの成分として、いくつかの添加物が書かれています。

<ミヤリサンの添加物>

  • 乳糖水和物
  • トウモロコシデンプン
  • タルク
  • 結晶セルロース
  • ステアリン酸マグネシウム
  • 白糖

名称だけを見ていると、「なんだろう、これ……」というかんじですよね。でも、これらはすべて、錠剤を作るために必要な成分です。

「添加物=悪」というイメージがあるかもしれませんが、錠剤を作る上では欠かせない成分と理解しましょう。

ただし「タルク」という成分を見て、気になっている方もいるかもしれませんね。というのも、ネット上で「タルクには発がん性がある」という情報を見かけることがあるからです。

腸内フローラ検査

タルクとは、滑石(かっせき)という天然の粘土鉱物を砕いたものです。やわらかいのが特徴で、食品や医薬品の他、化粧品などにも使われている成分です。

医薬品に使われる際の目的は、錠剤表面にツヤを出すこと。医薬品添加物の一種である「滑沢剤」(かったくざい)に分類されます。

タルクの安全性について調べてみたところ、「日本医薬品添加剤協会」の実験データを見つけました。

「日本医薬品添加剤協会」とは、医薬品添加物を専門的に研究する団体です。1992年に創立されており、40年近い歴史を持っています。

実験データを見てみると、「実験動物に対するタルクの発癌性エビデンスは不十分である」とありました。タルクとがんの関係は、因果関係も複雑で、まだ研究途中という状態です。

ただし医薬品に添加物として使われているタルクに関しては、ひとまず安心して良さそうですね。

なお、代表的な整腸剤である新ビオフェルミンSにも、添加物としてタルクが使われています。これからの研究に注目する必要はありますが、大手製薬会社が使用しているということからも、とりあえずは安心といえるでしょう。

(参考)ビオフェルミン製薬ホームページ「新ビオフェルミンS 製品情報」

ミヤリサンと強ミヤリサン、成分は違う?

ここまでミヤリサンの成分について見てきました。ミヤリサンには、ミヤリサン錠と強ミヤリサン錠がありますが、どのような違いがあるのでしょうか?

ミヤリサンと強ミヤリサン、どちらを選ぶべき?効果は?

結論からいえば、ミヤリサン錠と強ミヤリサン錠の違いは「酪酸菌の含有量」と「粒の大きさ」です。

含まれている成分はどちらも同じ。要は「1粒あたりの有効成分量」と「飲みやすさ」が異なるということです。有効成分を集中的に摂りたいなら、有効成分が多く含まれている「強ミヤリサン錠」を選ぶといいでしょう。

大きな粒が苦手ということであれば、まずはミヤリサン錠で様子を見てもいいかもしれませんね。ただしミヤリサン錠の場合、粒が小さい分、強ミヤリサン錠の倍の個数を飲まなくてはいけません。

  • ミヤリサン錠・・・・・・・・粒は小さいが、1回で6錠飲む必要あり。
  • 強ミヤリサン錠・・・・・・粒は大きいが、1回で3錠飲めばよい。

どちらが適しているかは、状況に応じて選びましょう。

まとめ

ミヤリサンの成分は、「有効成分・酪酸菌(宮入菌)+錠剤を作るための成分」です。酪酸菌は生きた腸まで届き、十分に働くことが期待できます。

なお、ミヤリサンの代表的な商品にはミヤリサン錠と強ミヤリサン錠があります。違いは、「1粒あたりの有効成分量」と「粒の大きさ」です。粒の大きさが気にならないなら、より有効成分を多く含む強ミヤリサン 330錠がおすすめです。

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